障害年金とは?
「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
障害年金の3つポイント
①原則20歳から64歳までの人が受給できる
②年金保険料を一定期間納付している方が対象です(※20歳前の年金制度に加入していない期間に「初診日」がある場合は、納付要件は不要です)
③日常生活や就労に支障がある方が対象です
障害年金はいくら受け取れるの?
障害年金は納めている社会保険によって、受け取れる金額が異なります。
国民年金の場合は障害基礎年金を受け取ることができます。1カ月の平均額は約7万円です。
厚生年金の場合は障害厚生年金を受け取ることができます。1カ月の平均額は約10万円です。
障害年金を受給している人はどんな人?
うつ病などの精神疾患、脳梗塞・脳出血、がん、ペースメーカーや人工関節・人工透析を受けている方など様々な障害(病気)で受給が可能です。
日常生活にどれだけ支障がでているかによって異なります。
障害年金の受給の可能性がある病気はこちらをご覧ください。
年金種類 | 受給者数 | 平均年金月額 |
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障害基礎年金 | 191万人 | 7万円 |
障害厚生年金 | 42万人 | 10万円 |
合計 | 234万人 |
障害年金は複雑な制度ですので専門家にご相談されることをお勧めします。当事務所では無料相談を行なっておりますので、ご活用いただければと存じます。